禁煙セラピー
頭では止めたほうがいいって分かってるし、努力してるけど、どうしても止められない。そんなときは、もしかしたら自分の意思=顕在意識の力だけで止めようとして苦しんでいるのかもしれません。すでに習慣としてあなたの生活の一部となった禁煙を急にやめようとしても辛いだけです。
近年、さまざまな事情で禁煙を考える人が増えてきました。しかし、体が一度覚えてしまったニコチンの味は魅力的で、無理に断とうとするとイライラしたり、なんとなく落ち着かない気分になったりすることから、禁煙にチャレンジしても失敗してしまうケースが少なくないのです。
これは、自分の意思である顕在意識によって、本能に逆らって無理やりタバコをやめようとしている状態。吸いたい気持ちとやめたいと願う気持ちの真ん中で両方から手を引っ張られているようなものですから、つらいのは当然です。
また「タバコを吸っていないと落ち着かない」という意識は、知らない間にあなたの潜在意識の中に深く刻み込まれており、禁煙によって苦しい思いをする状態から救うため、顕在意識に働きかけて「無理強いはやめて」とストップをかけているのです。
では、このどうにもならない状態から抜け出すにはどうすればいいのか? ここで役に立つのがヒプノセラピーです。
ヒプノセラピーでは、クライアントさんを催眠状態にして隠れていた潜在意識を呼び覚まし「禁煙は決してこの人を苦しめるものではなく、守るためにすることなのだ」と伝えます。その結果、顕在意識と潜在意識の進む方向が同じとなり、両者がお互いに協力し合うことで禁煙に対するやる気が湧いてくるのです。
禁煙は、タバコを吸ってきた期間が長ければ長いほど成功させるのが困難だと言われています。そのため、ヒプノセラピーでは徐々に間隔を広げながら複数回のセッションを行い、少しずつ体を「禁煙のできる状態」へと慣らしていく方法をとります。
アメリカやイギリスでも人気のヒプノセラピー式禁煙を、ぜひあなたも体験してみてください。きっとお役に立てることでしょう。